不労所得を得て「金銭的な悩みを解消したい!」、「自由になりたい!」だけど、サラリーマンだから「時間がない・お金がない」。だから不労所得なんて夢のまた夢なんて思ってはいませんか?
今回は、そんな人のために、「サラリーマンにおすすめな不労所得を得る方法には何があるのか?代表例5選」をご紹介します。
中には、サラリーマンだからこそ有利という不労所得を得る方法もありますよ。
ブロガーになる・ブログを書く・アフィリエイトをする(SEOを主戦場とする)
自分のブログを開設し、記事を書き、訪問者を集める。収益となる広告をブログに適宜設置し、訪問者がそれら広告を
- クリックしてくれたり
- クリックした後、その広告の商品を購入してくれてたり、成約してくれたり
することで、収益を生むことが出来る。簡単に説明するとこのような仕組みでお金を生み出すことが出来るのがブロガーだ。
不労所得度
★★★★☆
記事を書くことは労働だ…と言われてしまえば身も蓋もない。ただ、稼ぐ記事を生み出すことが出来れば、しばらくは、何もしなくても稼いでくれる状態が続くことはある。
仕事、趣味等で豊富な知識・経験をすでに持っている人の場合、それをただアウトプットする(記事にする)だけで、簡単に収益に結び付くということも…。
逆に、そうではない場合、情報発信するために、インプットをすることから始めなくてはならず、簡単とは言い難い。
本人自体が一般的につまらないとされる人間だったり
文章力に乏しかったり
面白い記事を書くことが出来なかったり
人の気持ちを察して、何かをしてあげることが出来なかったり
ニーズの高い記事を書くことが出来なかったり
などすれば、どれだけ頑張っても結果を出すことが出来ず「ブログは不労所得なわけがない!」となることでしょう。
ただ、家で空いた時間に取り組める、始めるのにサーバー代、ドメイン代くらいしか初期費用がかからないなどから、サラリーマンにとって手軽に始めることが出来るのは魅力です。
どれくらい稼げる?利回りは?
記事・ブログにアクセスを集めることが出来るか?
クリックされたら報酬がもらえる広告をメインで取り扱うのか?(グーグルアドセンス等)
購入、成約など成果を上げることで報酬がもらえる広告をメインで取り扱うのか?(アフィリエイト広告等)
などにより、左右される。前項で書かせていただいた”個人差”の問題も当然絡んでくる。
- 月0円
- 月0~9,999円
- 月1万円・月3万円・月5万円
- 月10万円・月15万円・月20万円・月25万円・月30万円
- 月100万円~
- 月1000万円~
1.ブログを書き始めるまでに、サーバーを借りて、ドメインを取得して、各種設定をして、広告会社と提携して…と様々なハードルがある。そこまでたどり着けなかった人間は、月0円で終わる。
2.グーグルアドセンスの審査を通過し、アドセンス広告を掲載することができ、コツコツとある程度の質である程度の量の記事を書いていれば、このくらいにはなる。
3.(2.)で得た成果を糧とし、変わらずコツコツ淡々とある程度の質である程度の量の記事を書いていけばこのくらいにはなる。
4.それぞれの記事が、インターネット上で評価され、それらが相互に良い影響を与え合うような流れになってくると、これくらいにはなる。また、「購入・成約ベースの広告」へも手を伸ばし順調に成果を上げることが出来れば、次のステップも見えてくる。
5.「購入・成約ベースの広告」を扱うことにも一定の理解と経験を得、広告単価の交渉なども出来るようになるとこのくらいに…。自分以外の人に手伝ってもらうことも出来るようになれば更に先が見えるように…
6.もはや、カリスマブロガー・立派な社長さんというところまできたといえるかも…
デメリット・不安材料
誰でも稼げるわけじゃない
これまで書いてきたとおりである。
SEO変動のリスク
いい具合に自分の記事が検索エンジンに評価してもらっていて、その結果、大きな収益を得ていたのに、アルゴリズムの変動により、全く収益を上げることが出来なくなってしまった…。というのは良くある話。
「ただ、記事をコツコツ書いていたら稼げるようになりました。」というのは、収益のほぼすべてを、SEOに依存している状況と言っても過言ではありません。
「これで、俺は成功者の仲間入りだ!」と会社を辞めて独立する…なんてことは控えた方が良いでしょう。
私は、それに近いことをし、痛い思いをしました。
広告のリスク
- 「1人成約させたら4,000円」だったのが、「1人成約させたら500円」に変更。
- 会社の方針で、広告自体が無くなることになりました。
などは良くある話。
1.この出来事だけで収益が1/8になってしまいます。例えば…月80万円あった収益が、今後月10万円くらいになっていくということです。
2.似たような広告がなければ、収益は突然月0円になってしまいます。また、似たような広告を見つけることが出来ても、その案件は、以前の案件程の人気は無く、全然申し込まれないかもしれません。というよりもむしろそういうケースの方が多いです。
いくら必要?
- ブログの維持費:サーバー代(月1,000円位)、ドメイン代(年間1,200円位)
- 記事ネタ代・取材費:ブログのネタにしてみるため、サービスを試してみる、商品を購入してみる…ピンキリ。
ウン十万円もする塾・サロンに入るべき?
情報そのものは、無料で探し出すことが出来ます。また、ブロガーというのは情報を発信する側。
面白くて有益な情報を発信することが出来る人であれば、その地点で、塾もサロンも不要ということになります。
ただ、全く無意味であるとは言えません。
- 同じ志の友人を得ることが出来る。
- 実際に上手くいっている人を肌で感じることで、自分に現実感をもたせることが出来る。
- お金を支払うことで、自分自身が本気になる。
などのメリットもあります。
低リスク?リスクなし?
リスクはないわけではありません。
(自分で)ブログを運営するということは、会社等々誰かが壁になってくれるなどはなく、そのブログでの情報発信に自らが責任の全てを追わなければならないということ。
- 著作権違反
- 公序良俗違反・権利侵害
- 誇大広告・虚偽広告
- 表現規制(金融商品・貸金業・健康食品・化粧品などなど)
- 薬機法
など、注意しなければならないポイントは結構あります。
- ブログが法律・規約に反していた
- 他人の権利等を侵害していた
などの場合、
- 逮捕される
- 処罰される
- 損害を賠償しなければならない
などのことがあります。
とはいえ、ここまで書いてきたレベルのリスクを負わずに何かを自分で始めるなどというのは不可能に近いことです。
「アリを踏みつぶしたくなければ外に出るな」というのと同じようなことだと筆者は考えています。
しっかりと最低限の知識をつけて、人の幸せと周囲の幸せの方向性が同じかどうかを確認しながらブログ運営していれば、基本的には問題はないのかなと思います。
参考サイト
https://www.a8.net/a8compliance.html
https://www.accesstrade.ne.jp/study/affidai/detail/275
株式投資(個別株)
不労所得度
★★★★★
「これは!」と思う人、サービス、会社の株を買う。行為だけ見れば正に不労所得。
ただし、情報収集、情報を見る目を養う努力等々が必要となります。
どれくらい稼げる?利回りは?
株を保有しているだけで、配当金、株主優待を得ることが出来ます。←インカムゲイン。
配当金は利回り10%ほどある銘柄もあります。
株主優待は、基本的には保有株式数に応じて増えていくというものではないですし、お金そのものが得られるわけではないので”稼げる”とは言えないかもしれませんが、仕組み的に不労所得と言っても良いように思えます。
また、購入した株を、購入した価格よりも高く売却すれば、差額分利益を得ることが出来ます。←キャピタルゲイン。
100万円で購入した株を200万円で売れば、100万円稼ぐことが出来たとなります。
※税金は当然かかってきます。
売却によって得た上場株式の譲渡益は、「上場株式等の譲渡所得等」として税率20.315%の申告分離課税となります。譲渡損益は、1年間(1月1日から12月31日まで)の上場株式などの売却収入から購入代金・費用(手数料など)を差し引いて計算します。
https://www.jsda.or.jp/jikan/qa/053.html
源泉徴収口座を選択(源泉徴収あり)することにより、確定申告を不要とすることができます。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/support/tax/specific/
自分の眼力・経験・取り組むスタンス・軍資金などにより、大きく稼ぐこともできれば、大きく損することもある…それが株式投資であると言えますね。
デメリット・不安材料
購入した株の価値が下がる・もしくはゼロになるリスク。
これはもう、広く知られたリスクですね。
株の価値が下がってしまった地点でもし、今、売却したとしたら…と計算してみたら…”これまでの得た配当金・株主優待の恩恵を考慮に入れてもマイナスになってしまう!!”というケースも…。
価値がゼロに…可能性としては、ゼロではないけど…
桐谷広人氏の「株主優待生活」という本の”「買ってはいけない会社」は、会社四季報を見ればわかる”というところで、
- 上場企業およそ3700社
- 40社くらいは潰れる可能性があると考えてよい
- 危ない企業については会社四季報の”上場廃止リスクがある銘柄一覧”などに記されている
というようなことが書かれていました。
株を購入してから、”一切情報を得ようとしない”というスタイルを貫かない限り、流動性は高いので、ゼロになってしまうことを過剰に心配する必要はないと考えても良いのではないでしょうか?
配当金・株主優待が減る・改悪される・無くなるリスク。
配当金・株主優待は、株を購入した際のままというわけではありません。
業績等々の事情から、「配当金・株主優待が減る・改悪される・無くなる」ということは、割と頻繁にあり得ます。
(良い時も)迷いが尽きない。後悔・モヤモヤ・苦悩のリスク。
「これだ!」と思って購入したけれど、予想とは反して逆(値下がり)に…「まずい、このまま下がり続けるのか?ここで売ってしまう(損切)か?ここが底でここから持ち直すのか?」などと迷うシチュエーションには多々遭遇することでしょう。
そうでなない場合、予想通りに上がり続けた場合、それはそれで迷います。
「ここがピークなのではないのか?あるいは、まだまださらに上がり続けるものなのか?」
相場の格言に「頭と尻尾はくれてやれ」というのがありますが、どんな状況でも完璧なリアクションをするのは困難で、それを追い求めすぎると、良い時でも悪い時でも、苦悩を抱え続けることになります。

いくら必要?
低位株であれば、100株3万円、100株5万円…と言った銘柄も存在しますので、3万円くらいから始めることが出来ると言えます。
得られる配当金は、保有株数に応じて多くなっていくものですし、額の大きな取引が出来れば出来る程に、大きく儲けることが出来る確率は高くなります。
ですから、軍資金は多ければ多い程良いのが事実と言えるでしょう。
ウン十万円もする塾・サロンに入るべき?
基本的には、自らが取り組みたいスタンスに近い内容の本を数冊購入して読むことでスタートラインには立つことが出来ます。
ただ、サロン等で、
ガチで結果を出している人が、人生を賭けて、”日夜分析していること”、”やっていること”、”今、目を付けている銘柄”をサロン内だけで共有している場合があります。
そういう情報であったり、そういった人の考え方・思考に触れることが、お金を支払うことで得られるのだとしたら…価値があるという場合もあるでしょう。
他にも、ブロガーの際と同様に、
- 同じ志の友人を得ることが出来る。
- 実際に上手くいっている人を肌で感じることで、自分に現実感をもたせることが出来る。
- お金を支払うことで、自分自身が本気になる。
というメリットはあるでしょう。
低リスク?リスクなし?
前述してますが、
- 購入した株の価値が下がる・もしくはゼロになるリスク。
- 購入することで迷い・後悔・モヤモヤ・苦悩が増える可能性。
があります。
株・FXなどトレーダー
不労所得度
★★★☆☆
株・通貨を売り買いする…動きとしては、スマホやPCと向かい合い、ポチポチしているだけ。見た目には不労所得感がある。
しかし、実際は、働く以上に過酷かもしれない。日々、相場(相場に参加しているトレーダー)と闘い・勝負をしているのだ。
どれくらい稼げる?利回りは?
その人の能力・実力による。
ただ、レバレッジを用いれば、軍資金以上の勝負をすることが出来るので、他の不労所得とは比較にならないレベルの利回りを期待できる。ただし、逆も然りで、軍資金以上に損をしてしまうこともある。
前述したが、トレードは勝負の世界。稼げる云々というよりは、闘って誰かに勝って何かを手に入れるという行為に近い。
デメリット・不安材料
仕事でも不労所得でもなく実は勝負
負けた時は、損をする。レバレッジをかけていて予想以上に負けてしまうと、一気に人生苦しくなる。
相場・世の中の情勢には、突然の大暴落など、”まさかっ!?ありえない!?”ってことが普通に年に数回ほどの頻度で起こります。そこを上手に乗り切りつつ、利益を積み重ねていけている人は、まさに厳しい戦いの末の生き残り…歴戦の雄と言えるでしょう。
答えがない
これから上がるのか下がるのか…答えのない世界で、統計的知識・勘・経験を武器に強いメンタルを持って戦う…。それはかなりのストレスです。
また、株式投資ではなくトレードとなると、頻繁に、値動きを見て、売り買いについて悩む必要が出てきます。本業に支障をきたすことや、ストレス増の可能性もあります。
いくら必要?
株式投資と同様に、2、3万円から始めることは可能ですが、現実的には、少なくとも10万円、20万円ほどは軍資金があったほうが良いでしょう。
100株2万円で入手できる低位株を1銘柄買って、それを着実に増やして10万円にまで到達させる…。それは、特に初心者にとって現実的ではありません。
1年で2万円が10万円になったとしたら…それは年利400%…。年利10%でも中々と言われる投資の世界で初心者が…と考えると非常に厳しい。
- 元手が100万円だとしたら、年利10%での運用なら110万円になります。
- 元手が1000万円だとしたら、年利10%での運用なら1100万円になります。
やはり軍資金があればあっただけ有利ということが言えます。
ウン十万円もする塾・サロンに入るべき?
凄腕トレーダーのやっていることや考え方に触れることが出来るのは貴重なのかもしれませんが、トレードの世界は、勝負の世界。明日、突然、凄腕さんが消えていなくなってしまうという可能性のある世界。
つまり、どんな凄腕さんでも、明日には、全てが否定されてしまうかもしれないということ。
理論的なことに過剰に期待して、高額を払うことには疑問を覚えます。
ただし、やはりこれまでと同様に、
- 同じ志の友人を得ることが出来る。
- 実際に上手くいっている人を肌で感じることで、自分に現実感をもたせることが出来る。
- お金を支払うことで、自分自身が本気になる。
などのメリットはあるでしょう。
低リスク?リスクなし?
毎日が勝負の世界。日々リスクとの闘いと言えます。
とはいえ、レバレッジをかけないトレードに終始するのであれば、失う可能性があるリミットは、自らのお金のみまでです。
暗号資産(仮想通貨)
不労所得度
★★★★☆
中短期での取引、トレーダーのようなスタンスで向き合う場合は、「株・FXなどトレーダー」と同様に、まさに勝負の世界に身を置くことになります。実際はスマホをポチポチしているだけだけど、頭の中は常に戦い続けているという状況です。
長期…「これは、将来的な価値に対して現状安すぎる!だから(余剰なお金で)買っておく!」そして、正当な評価がなされるその日を楽しみにそれまでは買った日まで忘れておく。」というようなスタンスであれば、宝くじを買った時のようなワクワクだけを得ることが出来ます。
※ただし、宝くじの当選は非課税。仮想通貨には雑所得として課税されます。
どれくらい稼げる?利回りは?
中短期での取引の場合、トレードの腕次第と言えます。
長期の場合、例えば、2015年11月20日に目を付けることが出来ていれば、1ビットコインを≒40,145円で購入することが出来ました。当時、「これはまだ安い!」、「面白いじゃん!遊んでみるか…」みたいに思って購入していたら…
2017年12月15日には、≒2,212,001円に…。このあたりをピークにその後、下落。下降トレンドとなります。このあたりでは、テレビCMなども盛んになり、世の中が、仮想通貨で湧いていました。「1ビットコインを≒40,145円で購入していた人」が、ここをピークだと考えて、売っていたら…≒2,171,856円儲けることが出来たとなります。
この頃、仮想通貨で「億り人」という言葉が流行しましたが、例えば2015年11月20日に50ビットコイン(≒2,007,250円)を軽い気持ちで購入していて、2017年12月15日に売り抜けたら…110,600,050円儲けることが出来たとなります。まさに、「億り人」。”200万円そこらを軽い気持ちでビットコインに投資したらそれが1億円以上になった!≒55倍になった!”となります。

ここでは詳しく書きませんが、雑所得は税率45%なので、1億円の利益を確定させれば、4,500万円税金を支払わなければいけません。また、「俺は1億円持っている!」と調子に乗って散財しまくり、その後、ビットコインの価値が暴落。今更売ろうにも、売りたくないし、どうしていいかわからない…散財しまくった分だけ借金しなければならなくなった…。などということになり、「億り人」から一転して自己破産に…というケースもありましたので、税金についてきちんと把握しておかないと、むしろ、「億り人なんてなるんじゃなかった…」となりますので要注意です。
2017年の盛り上がりで暗号資産(仮想通貨)のことを知り、勉強を開始。≒1年後2018年12月8日≒383,387円…落ちに落ちたあたりで、「これは落ちすぎだろう…価値自体はもっとあるはずだ…」と考えて、このタイミングなら、1ビットコイン≒383,387円で購入出来ます。5ビットコイン≒1,916,935円で購入することが出来ます。
で現在…2021.10.22では、1ビットコイン6,961,229円になっています。
2015年11月20日に1ビットコイン(≒40,145円)購入して2021.10.22に売れば…≒6,921,084円の利益(税率20%なので≒1,384,216円が課税される)
2015年11月20日に50ビットコイン(≒200,725円)購入して2021.10.22に売れば…≒347,860,725円(税率45%なので≒156,537,326円が課税される)
2018年12月8日に1ビットコイン(≒383,387円)購入して2021.10.22に売れば…≒6,577,842円(税率20%なので≒1,315,568円が課税される)
2018年12月8日に50ビットコイン(≒19169350円)購入して2021.10.22に売れば…≒328,892,100円(税率45%なので≒148,001,445円が課税される)
となります。この数字をどう見るか…ですね。
後から見れば、キレイなチャートを描いていたとしても、どのタイミングでも、もっと上がるかもしれないし、もっと下がるかもしれない。…要はわからないんですよね。
だから、余剰なお金で気軽にやれるならやる。そうでないならやらない。というスタンスが基本と言いますか、無難であると言えるでしょう。
後、ここまで見てわかるのは…暗号資産(仮想通貨)、ビットコインというのは、青田買いの典型例ですよね。それでも、1億円の利益を得ようと思うなら、他の人が怪しい・胡散臭いと考えている段階で、そこそこのまとまったお金(数百万レベル)を投資しなければならないという事実です。
また、ここまでの話は全て、ピーク付近でのシュミレーション。繰り返しになりますが、どのタイミングでも「上がるかもしれないし、下がるかもしれない」んですよね。非常に難しい。だから…
これに人生を賭ける
これにおおいに期待している
と言ったスタンスは望ましくないですね。
デメリット・不安材料
ビットコインは、最もメジャーな暗号資産(仮想通貨)ですが、他にも様々な暗号資産(仮想通貨)が存在します。
「かつてのビットコインのような、そんな暗号資産(仮想通貨)を青田買いするぞ!」…と考えるなら、ハイリスクハイリターンです。ドカンと来るかもしれないし、無価値になるかもしれません。
また、株との違いは、雑所得であること。税制的には、株よりも不利と言うことになりますね。
いくら必要?
1ビットコインを買うのには、2021.10.22では、6,961,229円必要です。しかしながら、もっと小さな単位で購入することは出来ますので、10万円程度から始めることが出来ます。
また、ビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨)だと、更に安いです。
他の投資と同様に、軍資金はあればあるだけ良いのは間違いありません。
ウン十万円もする塾・サロンに入るべき?
かなり個人的見解が入ってしまいますが、暗号資産(仮想通貨)専門での塾・サロンは…ハズレである可能性が高いのではないか?と思います。
株・実業などで活躍している人が、暗号資産(仮想通貨)も自分のスタイルで楽しんでいる…というのであれば、話を聞く価値はあるのだろうとは思いますが…。
これまで塾・サロンに関するメリットとして
- 同じ志の友人を得ることが出来る。
- 実際に上手くいっている人を肌で感じることで、自分に現実感をもたせることが出来る。
- お金を支払うことで、自分自身が本気になる。
を再三書いてきましたが、暗号資産(仮想通貨)に関しては、浮ついた志の人が集まる傾向が多いように思えます。
低リスク?リスクなし?
自分のお金を失うリスクのみ。余剰金で夢を見る…というならアリですね。
不動産(中古の区分マンション・戸建ての賃貸・大家さん)
不労所得度
★★★★☆
- 良い物件を得るための勉強・経験
- 物件視察、契約に関連する手間
- 掃除、切れた電球を変えるなどの雑務
- 借りてくれている人への対応全般
- 借り手を探す
などがやらなければならないこととして存在します。しかし、3~5に関しては、管理会社を利用するとすれば、ほぼなしにすることが出来ます。
1.2.をこなし、うまく形にすることが出来れば、非常に手間少なく、定期的な収入を得ることが出来るようになります。
どれくらい稼げる?利回りは?
不動産は、ミドルリスクミドルリターンと言われることがありますが、まさにその通りと言いますか、手堅い実業・ビジネスということが言えます。
例えば、これまで不労所得として、取り上げてきた…
株式投資は、資金を必要とする会社の株を買うことで、資産運用しているとなります。ずっと株を保有し続けてくれている株主は、会社にとってありがたい存在ですが、キャピタルゲイン志向の強い株主は、会社に貢献しているとは言い切れません。
キャピタルゲイン目的、トレードの要素が強ければ強いほど、仕事ではなく、勝負であるといった方がしっくりきます。だからこそ、ドカンと儲かる場合もあれば、ドカンと損する場合もありますし、収益の計算を立てにくいという側面があります。
一方、不動産(区分マンション・戸建ての賃貸・大家さん)の場合は、住居を商品として、借り手(お客さん)に満足してもらうことで対価を得るというスタイル。まさに、ビジネスそのものと言えます。そのスタイルからして、予想以上にビックリする位儲ける…ということは出来ませんが、借り手にとっても、大家にとっても、winwinな価格(相場)で取引をし、安定的に、一定の金額を得続けることが可能です。
利回りは…色々な考え方があり、人によって違いますが、
- 都内の駅近で価値と価格に差がほぼないような案件は、利回りが低い(~10%位)が手堅い。
- 多くの人が興味を持たないが、自分はイケると思うような案件は、うまくやれば、利回りが高い(~30%位)。ただし、基本的にハイリスクハイリターン。
と言った具合ですね。株・ビットコインなどと同様に、自分の目・経験が上がれば上がるほどに、2.の案件で成功できる可能性が上がっていく…と考えることが出来ます。
※今は、期待薄ですが、びっくりするくらい購入した不動産価値があがるという可能性もゼロではありません。
インカムゲインとキャピタルゲイン。株と比較。
キャピタルゲイン:多くの場合、株は不動産に比べて値動きが頻繁で大きい傾向にある。(中古)不動産は、価格・資産価値が全般的に安定している。
インカムゲイン:株はよくて利回り10%程。更に、値動きが頻繁で大きいので、利回りの数字自体をあてにしにくい。(中古)不動産は、価格が安定している分、利回りの数字を考慮に入れて計算しやすい。また、株の配当は、業績に応じて割とカジュアルに変更・廃止となることがある。一方、区分マンション・戸建ての賃貸(家賃収入)は、どんな時でも住居は必要だし、引っ越しするのもおおがかりなことゆえ、株よりも安定感がある。
デメリット・不安材料
バブルがはじけた時、不動産でウハウハだった人は大変な目にあったのでは?
当時は、価格がどんどん上がっていて、下がるということを想定出来ない人が多かった。そして、価格がどんどん上がっているがゆえに、キャピタルゲインに着目して、買ったら買っただけ得するという風に考えている人が多くいた。
バブルがはじけ、価格が下がり、儲かるからと、借金までして不動産を買いあさっていた人が大変な思いをした。
今回、不動産について考えているが、その中でも不動産(中古の区分マンション・戸建ての賃貸・大家さん)に限った話。
キャピタルゲインメインで儲けようとは考えず、インカムゲイン(家賃収入)で手堅く稼ぎつつ、それで元がとれたとしたら…後は、
家賃収入を得続けるか?
それなりの値段で売却するか?
みたいな話である。キチンとした物件を選ぶことが出来たら、結構手堅い権利収入となり得る手段のことを述べている。
空き室リスク
都心、駅近など、空き室リスク回避に焦点を当てた不動産物件選びをすれば、そのリスクを軽減させることが出来る。また、信頼できる管理会社に管理を依頼しておけば、そのリスクであったり、空き室の期間に関しては、最小限に抑えることが出来る。
家賃滞納など借り手とのトラブル・ゴタゴタ
これも100戦錬磨の信頼できる管理会社に任せておけば自分でバタバタする必要はないでしょう。
経年劣化
土地・場所そのものの価値と建物の具合を見て、上手に判断をしていく必要があるでしょう。
例えば、実利回り10%の物件であれば、
- 10年普通に所有し続ければ元が取れてプラスマイナスゼロになります。
- その地点でスパッと売却してしまえば、儲けしか残りません。
- まだまだ、建物もいい具合、後5年持ち続けて稼ぎ続けても、価値は不変…と判断し、その通りに事が運べば、更に多く稼ぐことができるとなります。
1.までたどり着くことが出来れば、いずれにせよ、儲けることが出来るというわけです。
逆に、元がとれるまで建物を維持するのが難しいようなボロボロの物件に関しては、経年劣化のリスクがあると言えます。
※売却に関しては、買いたい人が現れなければ実行することが出来ません。そういう観点から見ると、「都心、駅近」は流動性が高く、売却しやすいと一般的に言われています。
火事・地震等
起こり得る可能性・そして、それにより損害を被る可能性はゼロではありません。
解決策・対応策としては、保険に入っておくことですね…。保険も含め全ての諸経費を考慮した上で、キャッシュフローがプラスになる不動産物件ならば、所有しているメリットしかないと言ってもよいでしょう。
いくら必要?
区分マンションであれば、数百万円から売りに出ています。
ただし、当然ですが、年利回りが10%だとすれば、
- 2000万円の物件なら、年200万円の収益
- 200万円の物件なら、年20万円の収益
となります。ここでも、軍資金があればあるだけ大きく稼ぐことが出来る可能性あるのは他の不労所得を得る方法と同様です。
また、先述している、管理会社に払う管理費用や保険料などの諸経費まで考えると、あまりにも収益が少ない物件だと、キャッシュフローを満足いくレベルでプラスにするのは難しいと言えます。
ウン十万円もする塾・サロンに入るべき?
凄い人は実在するでしょう。youtube等で色々なチャンネルを見て回って、「この人はっ!」という人のサロンなどには、価値がある可能性が高いでしょう。
また、
- 同じ志の友人を得ることが出来る。
- 実際に上手くいっている人を肌で感じることで、自分に現実感をもたせることが出来る。
- お金を支払うことで、自分自身が本気になる。
という塾・サロンそのもののメリットもこのケースにおいては、しっかりと得ることが出来るでしょう。
「他にも、自分が利用している凄く良い管理会社は…」など、リアルな情報交換にもつなげることが出来るでしょう。
低リスク?リスクなし?
購入した不動産の価値がガッツリ下がるリスクはゼロではありません。しかし、株に比べれば、その値動きは緩やか。
そして、実業(賃貸)として、利益を上げ続けているのであれば、ふんぞり返って、状況を見守ることも可能。賃貸でのインカムゲインで元をとるという手段も残されていますので、ただ損してしまった…と言う風にはなりにくいです。
その他、空き室、家賃滞納、経年劣化、家事・地震等のリスクに関しては先述した通りです。

不動産(中古の区分マンション・戸建ての賃貸・大家さん)は
- 入居者は、基本的にスグには引っ越ししない
- 資産価値の推移を把握・計算しやすい
- インカムゲインもキャピタルゲインも両方ともに安定感がある
などから、キャッシュフローとしての計算が立てやすいですね。
物凄く大きな安定感抜群の自動販売機と言ってもよいかもしれません。1度うまく回すことができれば、2棟目、3棟目とどんどん似たような流れで、イチ個人が物件を増やしていくことも多いそうです。
自動化しやすい不労所得を得る方法と言っても良いのでしょう。
また、推奨するわけではありませんが、不動産を始めるのに、「銀行からお金を借りよう!」と考える人がいるかもしれません。その際、サラリーマンは、お金を貸してもらいやすいと言われています。
不動産はサラリーマンに有利な不労所得を得る方法であると言われているのはこのあたりも影響しています。
銀行は、株を買うのにお金を貸してくれることはまずありませんが、不動産を購入する場合には、お金を貸してくれます。
これは、銀行が、「貸したお金を回収できる!と判断した。」ということを意味しています。そういった側面からも、不動産は、ローリスクな不労所得を得る方法と言えるかもしれません。
他にも、インデックスファンドなど、サラリーマンにお勧めの不労所得を得る方法はございます。随時アップしていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。
不労所得に関するQ&A
不労所得には興味がありますが、怪しい?って思ってしまいます。
周囲に、労働の対価として、お金を得て、それを主として生活をしていた人が多かったのではないでしょうか?
そういう人にとっては、それが常識的なことであり、不労所得を得るということが、非常識なことです。
そのような環境下にいれば、知らず知らずのうちに、”不労所得は怪しい”という刷り込みがしっかりとされてしまっていても不思議ではありません。
しかし、例えば、年400万円の利益を生む不動産物件を保有していれば、ウィークデーのほとんどを会社に捧げなくても生きていくことは出来ます。
そういう人は現実に数多く実在しているのが事実なのは間違いありません。
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