社長からトラックドライバー求人に応募し転職して2年間過ごした体験談。年収は?きつい?などのリアル

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筆者は、ウェブ制作・広告関連の会社(日本最小クラス)社長を9年務めた後、トラックドライバーの求人に応募し、転職して2年間を過ごした。

今回は、その経験を踏まえ、別の業界からトラックドライバーという職業に従事したリアルを余すことなくお伝えしようと思います。

  1. トラックドライバーを辞める決意をした要因・デメリット(私が勤務した会社の場合も含む)
    1. 休み・有給の関係
    2. 積み上げていける要素は?
    3. 副業をしにくい
    4. 給料が多くなっていかない
    5. 承認欲求が満たされにくい・社会的ステータスは…
    6. 人間関係(トラックドライバーの職場に存在する傾向が強い苦手なタイプ)
      1. 年下・後輩にやたら偉そうな先輩
      2. いじり倒す人
      3. 言葉遣いが汚い・横柄な人
      4. 過去の栄光にすがっている人
      5. 他者を落として自らを上げるタイプ
    7. 自らの危険
    8. トラックドライバーのプレッシャー
  2. トラックドライバーになろうと決意した当時、思っていたイメージと実際の違い。
    1. トラックドライバーは、運転が仕事
    2. 会社員なのに仕事の大半が1人時間
    3. それでも、大の男が大黒柱と言えるだけの稼ぎ(年収)がある
    4. 過剰にペコペコする必要なく、変な自分らしさを維持できる
    5. 営業ノルマとかなさそう
    6. 運転中、オーディオブックを活用すれば、ものすごい量のインプットが出来る
    7. 完全に煮詰まり、消耗し、行き詰った自分を見つめ直す時間を作ることが出来る
    8. この業界なら、もしかしたら、今からでも出世できたりするのではないか?
    9. 仕事とプライベートを切り分けることが出来そう。だから、自分の仕事を復活させるために時間を割くことが出来そう。
  3. トラックドライバーのメリット
    1. 運転は楽しい
    2. 飲み
  4. トラックドライバーに関連するQ&A
    1. トラックドライバーのトイレ事情について教えてください。
    2. トラックドライバーはどれくらいまでやれるもの?60歳、70歳とかでも出来るの?
    3. トラックドライバーは健康管理が厳しいと聞いたのですが…
    4. トラックドライバーは女性でも勤まるものですか?
    5. 配送業・運送業は儲かるの?安定してるの?
    6. トラックドライバーの健康管理…職業病のようなものを防ぐために気を付けることなどありますか?
      1. 座り方に気を付ける
      2. 出発前のストレッチ・体操
      3. 自宅にて。

トラックドライバーを辞める決意をした要因・デメリット(私が勤務した会社の場合も含む)

休み・有給の関係

私が携わっていた仕事は、ほぼ年中必要とされる商材であり、ルートが定まっていて、担当制のようなシステムだったので、自分の代わりに別の人間がそのルートを担当するということが難しかった。

そして、パソコン業務などではなく、モノを運ぶことが仕事なので、「体調が悪いから今日はテレワークします!」とは出来ない。

「体調が悪くても、運転と言う命に関わる業務を行わなければならない…」こんな状況に自分は何歳まで耐えることが出来るのだろうか…と考えた時に、自然と自らが状況を変えていかなければならないということになっていった。

これらのことから、私の2年間は休みが少なく、有給がとりにくい環境下であったことは理解してもらえるのではないでしょうか?

積み上げていける要素は?

仕事をすることでお金を得る…よくよくありふれたシンプルな流れですが、仕事によってはこれらにそれ以外の要素が付随します。

  1. 社内ではなく、イチ個人として…名前を売る、信頼できる人間関係を構築する、増やしていく。
  2. 頭脳労働的な要素で、出来る仕事が増えていく、キャリアアップ出来ていく。

など。トラックドライバーは、基本的に、モノを運び、その対価として賃金を得ています。その流れの中に、上述2項目のような要素を見出すのは難しいと言えます。

年齢を重ねるとともに、自分自身が頑張ってきたこと、モノなどが助けてくれるようになる…ということが非常に期待しにくい職種です。

副業をしにくい

私がトラックドライバーになろうと考えた時、思っていたのは…「トラックドライバーは精神的に抱え込む仕事が少なそうだから副業出来そう」ということだった。

実際、精神的に抱え込む仕事は少なかったのだが、だからと言って副業しやすい環境とは言い難かった。

トラックドライバーを雇う配送会社は、事故を起こすことなく、モノを運ぶ責任を負っています。

そして、その責任を果たすのに、ドライバーの睡眠不足や疲れというのは最大の敵。

いくら法的に、勤務時間外の労働者の自由な時間は…云々言われる昨今であっても、手放しでそれを容認するわけにはいかない業種的事情が存在します。

そういった側面から見ると、トラックドライバーは副業をしにくい環境であると言えます。

給料が多くなっていかない

例えば…セールス、営業職などの場合、売れば売っただけ、契約を取ればとっただけ、それらに応じて、会社の売り上げは増え、基本的に利益が増えます。

それゆえ、それに応じた給与システムであれば、頑張れば頑張っただけ給料が増える傾向にある職種と言えます。

一方、トラックドライバーは、商流の中の配送を担当しているというポジション。入社してから数年が経過したとしても、こなしている物量・勤務時間に変化がないならば、どれだけ頑張っても、熟練度を増しても、その頑張りが、売り上げにリンクすることはありません。

そういった構造上、給料をあげてもらいにくい職種であると言えます。

承認欲求が満たされにくい・社会的ステータスは…

トラックドライバーという職業は、一般的に、羨望の眼差しで見られることが少ない職業であるということが言えるでしょう。

お医者さんとか弁護士さんとかは先生と言われ、一般的に人から凄いと言われたり、尊敬されたりすることが多い職業ですが…では、トラックドライバーはどうか?と見てみれば、置かれている立ち位置がわかりやすいのではないでしょうか?

その立ち位置の中にあって、どれだけ自らが頑張っても、努力しても、一般的な人からの評価には限界があると言わざるを得ません。

人間関係(トラックドライバーの職場に存在する傾向が強い苦手なタイプ)

トラックドライバーの職場に、絶対にこういう人がいるというわけではないと思いますが、私が苦手で且つ、トラックドライバーの職場に存在する傾向が強いと思う特徴・傾向の性質を挙げてみます。

年下・後輩にやたら偉そうな先輩

人付き合いのニュアンスが、悪い意味で中学・高校の部活動とか、ちょっと悪さしていた頃のままの人。

仕事・ビジネス上の付き合いという線引きなしに、自分の自己顕示欲・承認欲求を満たすために、年下・後輩に遠慮・配慮なしにガンガン来るタイプ。

世間知らずな印象を抱いてしまうため、尊敬することが出来ず扱いに困る人です。

いじり倒す人

中学生・高校生時代、弱い立場の人間をいじることで周囲の注目を浴びてきた、コミュニケーションをとってきた。

その傾向を社会人になってからも変えることができず、いまだに、周囲と関わるのに、いじることが必要不可欠になってしまっている人。

トラックドライバーの職場も仕事の場、ビジネスの場なのに、そんな仕事への誇りもなく、中学生時代とやっていることが変わっていない人。

言葉遣いが汚い・横柄な人

自分が昔は、悪かったことを暗に知らしめたいのか、言葉遣いが汚かったり、横柄な人。あるいは、そういう言葉遣いがたまに出てしまう人。

わいるどセミ
わいるどセミ

これまで上品な職場に居た人には、カルチャーショックを受けてしまう場合があるかもしれません。

過去の栄光にすがっている人

  • 高校の時バイクで停学になった。
  • 若い時は二股してた。
  • 若い時はモテた。

など、努力云々関係なく、ただ、持って生まれたモノの特徴だけでちょっと優越感を得た大昔の中途半端な栄光!?をいまだに心の拠り所にして自慢してくる人。

「今はどうなの?」、「その後何十年も生きてきて、それ以上に誇れることは無いの?」と聞き返したくなってしまいます。

他者を落として自らを上げるタイプ

トラックドライバーは、基本的に営業ノルマのような成績でわかりやすく勝敗を付けることが出来ない職種。

であるがゆえに、自己顕示欲がおかしな方向に働き、何かしら、他者を落として自らを上げようとするタイプが存在しやすい職種と言えます。

自らの危険

台風が直撃すると言われている地方、大雪になると言われている地方などに、それがわかっているのに、行かなければならないのは、精神的にはそれなりのストレスでした。

また、仕事でミスが、自分の身体の危険に直結するということもあります。また、そのリスクは年々上がっていくという事実も見逃すわけにはいきません。

ただ、デスクワークで過度なストレスから身体を壊すというケースもありますので、どっちもどっち…実際、どちらの方がリスクが高いのか絶対的なことは言えないのですが…。

トラックドライバーのプレッシャー

私の仕事は、幸運にも、プレッシャーは非常に低くて恵まれていたのですが、トラックドライバーには、避けることが出来ないプレッシャーがあります。

それは、運んでいる商品に対するプレッシャー。

高価な商品や、落としたら大惨事になってしまうものを運んでいる人のプレッシャーはそれなりに大変なものがあります。

この件に関しては、運転するトラックが、

  1. 箱車であれば、雨や風などで荷物が落下することはまずなくプレッシャー・精神的負荷は少ないです。
  2. 箱車ではなく平ボディーであれば、キチンと荷物が縛られているか?落下する恐れはないか?と運転しながらも精神的に消耗します。

というようなことも影響します。

会社が損害保険に入っているケースがほとんだと思うので過剰にプレッシャーを感じる必要はありませんが、モノを落としての事故などは、会社に100%守られるということにはなりにくく、イチ個人として責任を負わなければならないことも出てくる場合があります。

「俺はデスクワークだけど、数億円のプロジェクトを動かしてるからトラックドライバーのプレッシャーの比じゃない!下手したら実名報道されるリスクもお前たちと同様にあるんだ!」

という人もいるかもしれません。

それはまぁ、その通りで、責任を負って仕事している社会人は皆大変なんだぞというところに落ち着くのかなとは思います。

後は、

  • それをリアルに感じることが出来る環境下にあるかどうか?
  • 待遇面・環境面のと兼ね合い

がその仕事を続けるのかどうかのカギになってくるのでしょう。

トラックドライバーになろうと決意した当時、思っていたイメージと実際の違い。

専業アフィリエイターから会社員に転落!?して2年。今とこれから。
会社を解散させることを決意 2019年9月…専業アフィリエイターとして万策尽きた俺は、会社を解散することを決意した。 会社とは言っても、自分1人しかいない会社である。とはいえ、9年続けてきた会社。色々な気持ちが心をよぎったが…。 ...

こちらの記事で、トラックドライバーになろうと決意した当時の抱いていたイメージを書いた。具体的には以下をトラックドライバーにイメージしていた。

  • トラックドライバーは、運転が仕事
  • 会社員なのに仕事の大半が1人時間
  • それでも、大の男が大黒柱と言えるだけの稼ぎがある
  • 過剰にペコペコする必要なく、変な自分らしさを維持できる
  • 営業ノルマとかなさそう
  • 運転中、オーディオブックを活用すれば、ものすごい量のインプットが出来る
  • 完全に煮詰まり、消耗し、行き詰った自分を見つめ直す時間を作ることが出来る
  • この業界なら、もしかしたら、今からでも出世できたりするのではないか?
  • 仕事とプライベートを切り分けることが出来そう。だから、自分の仕事を復活させるために時間を割くことが出来そう。

これらイメージが実際どうだったのかを以下に書いていく。

トラックドライバーは、運転が仕事

概ね間違いではなかった。ただ、荷物を移動させたり、下ろしたりする作業の比率であったり、それらにカートを用いる方式(楽)なのかそうではない方式(大変)なのかにより、仕事そのもののしんどさは変わってくる。

運転以外の仕事がどれくらいでどれくらいの負荷なのかは、事前に確認して、自分の希望にあっているか確認しておくことをおススメします。

個人的には、ほどほどに力仕事、運転仕事と言った具合に、いい塩梅にバランスがとれているのが、運動不足解消の面からも眠気対策の面からも好みであった。

会社員なのに仕事の大半が1人時間

概ね間違いではなかった。

それでも、大の男が大黒柱と言えるだけの稼ぎ(年収)がある

稼ぎ・年収に関しては会社によるでしょうし、認識には個人差があるのかなと…。ただ、正社員雇用のハードルは低いので、正社員として頑張って働いているというステータスは満たしやすいというのはトラックドライバー全般に言えるのは間違いないでしょう。

給料に関しては、「25万円~みたいに書かれていても、実際は、残業時間が60時間想定で書かれていて、実際はそこまで残業はする環境に無いので実際の給料はもっと低い…」などのケースもある。

実際、私はそうだった。「〇〇万円~」みたいな書き方に何も考えずに飛びつくのは賢明とは言えないでしょう。

休日に関しても、年間休日〇〇〇日…みたいに書かれていても、シフトを回す都合上、そこまで休みをとることが出来ず、また、休みを取りたいと言い出せる空気感もなく、自主的に見せかけた実はほぼ強制に近いような休日出勤扱いを多発し、実際はものすごく休みが少ないというケースもある…。私の場合そんな感じでした。

現場のスタッフや、シフトを作成している人が悪の元凶というわけではないので、そういった人たちへの恨む気持ちは全くありませんが…。

具体的なシフト回しのニュアンス、祝日はどんな感じで回しているのかなど事前に聞くことが出来れば、実際の休日事情を知ることが出来るでしょう。

過剰にペコペコする必要なく、変な自分らしさを維持できる

担当することによる仕事によるところが大きい。

ただ、一昔前のワイルドでやんちゃなトラック乗り…というのが、接客対応という観点から見て、プラスに働くことは絶対になく、人への対応ということも含めたクオリティを向上させようと考えるなら、それなりの礼儀が必要であると言える。

※「〇〇さんは出入り禁止。」みたいなことは、普通によく聞く話である。

営業ノルマとかなさそう

これはその通りだった。しかしながら、人と言うのは、自己顕示欲・承認欲求を持つ生き物。

  • Aさんは仕事が早い、Bさんは仕事が遅い。
  • Cさんは仕事が楽だ。俺は仕事量が多くて大変だ。

みたいな、数字に表しにくい要素で中途半端に競い合おうとする人もいる。

張り合おうにも、具体的な数字が出ないので、言ったもの勝ちみたいな対処が難しいところでもある。

いっそのこと、逆に、数字・ノルマがあったほうがマシなのでは?と思ったことも何度かあり…。

また、数字・ノルマがないというのは、仕事のポジション的に、売り上げ・儲けの変動にトラックドライバーが直接関わっていないということでもある。

ゆえに、給料面で頑張り応じた反映が期待しにくい職種であるとも言えます。

運転中、オーディオブックを活用すれば、ものすごい量のインプットが出来る

私の受け持った仕事に関してはその通りだった。しかし、それは、たまたま、運が良かったという要素もある。

私の受け持った仕事は、ルート配送なので、曜日によって走る道、行く先は異なるものの、月曜日はこのルート、火曜日はこのルート…と言った具合に固定されていた。

運転も含め、仕事に慣れてしまえば、深く考えることなしに淡々とこなしていけるので、オーディオブックを活用しやすかった。

とはいっても、高速道路、自動車道以外では、突然歩行者が飛び出してくるなどのリスクが高いので、オーディオブックを活用することは基本的に控えていました。

ルート配送ではなくとも、長距離で、高速に乗り、しばらく慣れた道を走るだけ…というシチュエーションであれば、がちがちのルート配送でなくとも、オーディオブックを活用する機会はあるかもしれません。

高速道路、自動車道を走る機会が少なく、更に、日々、行先が変わるような仕事スタイルのトラックドライバーの場合、オーディオブックの活用は難しいかもしれません。

私の場合、思う存分にオーディオブックでインプットすることが出来たが、残念だったのが、トラックドライバーは、それをアウトプットする機会に乏しいということ…。

そういったこともあり、トラックドライバーを2年して、営業職への転職を決意したということもあります。

完全に煮詰まり、消耗し、行き詰った自分を見つめ直す時間を作ることが出来る

その通りだった。

社長からトラックドライバー求人に応募…要は、自分で取り組んできたビジネスがうまくいかなくなり、更に、新たに何も思いつかず…だけど、生きていかなければならないということで、トラックドライバーに応募したという経緯がありました。

頑張ろうにも、何を頑張っていいかわからないし、会社を解散させた自分の何がダメだったのかも考えてもわからない…

自分には、時間が必要なのだとなんとなく感じていた。

他の会社員でもそうですが、

「仕事してさえいれば、それだけでとりあえず生きていくことだけは出来る…」

更に言えば、プレイヤーとしてのトラックドライバーは責任の範囲が自分の手に届く範囲に限られますので、精神的にゆとりを持つことが出来ます。

「完全に煮詰まり、消耗し、行き詰った自分を見つめ直す時間を作ることが出来る」
というのは事実であったと言えたなと感じています。

この業界なら、もしかしたら、今からでも出世できたりするのではないか?

「その通り」という言い方もできるだろうし、「そうではない」という言い方も出来るなと…。これは、

  1. その会社の規模やスタンス
  2. 本人の考え方
  3. バリバリの実業ゆえのハードル

に大きく左右されるなと思います。

1.に関しては…私が在籍していた会社は、小さな会社ではありましたが、大きな組織の中にある会社でした。

他の業種と同様に、大きな会社は、具体的な明記はないのかもしれませんが、キャリア、ノンキャリというような一定の線引きのようなものがあって、たたき上げの人が出世できる限界というものをなんとなく感じてました。

ちなみに、社長には、基本的に、大きな組織から来る人が座り、数年間隔で入れ替わるような方式でした。

私が「よし!社長を目指すぞ!」と思ったとしても、「まず無理。」、「不可能じゃないにしても相当難しい。それに人生を捧げるのは良い手とは思えない。」となってました。

2.に関しては…例えば、私の上司の例ですが、昔やんちゃしていた自慢できるほどの学歴はないトラックドライバーたたき上げの人で、ある程度の役職についている人がいました。

見方によっては、「こんな俺でも、ある程度の役職にまで上ることができた。」ともなります。他の職種なら、こうはいかないし、そもそも就職すらできないという場合もあります。

しかし、私の見方としては…組織が大きな会社だったということもありますが、「それでもそこ止まりでしょ…時間や努力のバランス、その役職のおいしさなどを総合的にを見ると…微妙だな…」となっていました。

3.に関しては、バリバリの実業なのと、大きな組織であることのダブルパンチで私の所属していた会社は、昇進の条件としての一定の資格保持が定められていました。

前述した上司とは別の私の上司は、自然の流れで言えば、次の役職に上がって然るべき人なのですが、日常業務の忙しさ等々により、昇進条件の資格を取得することが出来ず、足踏みしていました。

仕事とプライベートを切り分けることが出来そう。だから、自分の仕事を復活させるために時間を割くことが出来そう。

これは…もしかしたら、その通りだったのかもしれない。

精神面で、オフタイム、休みの日に仕事の事で精神を侵食されたことはほとんどありませんでしたから。

ただ、2年間トラックドライバーをして、私は、自分の仕事を復活させることは出来なかったというのは事実。

2年間自分自身と向かい合い続けた結果、今までの延長線上での復活はかなわなかったが、方向性を変えてみよう、別のことを試してみようという結論に至った。

それを数年後に正解にするのが今の自分にすべきことなのだろう…。

この要素に関しては、トラックドライバーは、この要素(仕事とプライベートを切り分けることが出来そう。だから、自分の仕事を復活させるために時間を割くことが出来そう。)は”無い”よと書くつもりだったが、それはもしかしたら、自分自身の甘えなだけなのかもと感じた。

ただ、トラックドライバーは、睡眠時間をきっちり確保しないといけない。その面では、時間的に融通を利かせにくいという面はありました。

トラックドライバーのメリット

前項「トラックドライバーになろうと決意した当時、思っていたイメージと実際の違い。」でメリット関してのほとんどを書かせていただきましたが、他にも…メリットはいくつかございます。

運転は楽しい

仕事の大半が仕事。ドライブが趣味という人にはずっと趣味をしているような感覚の人もいるかも…。

私自身、ドライブは趣味のようなものでしたが、トラックドライバーになったからと言って、運転が嫌になったなどということはありませんでした。

1年経とうが2年経とうが、仕事での運転だろうが、晴れた日にキレイな景色を見ながら運転するのは最高です。

飲み

トラックドライバーの場合、運転が仕事。そして、運送会社はそれを生業としている会社。

それゆえに、運転に関連する法令遵守には気を配っている傾向が強いです。

その影響で、(近年のトラックドライバーは)お酒の付き合いを断りやすいというのはありますね。

「僕は、アルコール翌日に残りやすい体質なんで、残酒チェックヤバいんですよ…なので、勤務前日はお酒飲まないようにしているんですよ…」

などと言えば、職務上、無理やり誘うことは難しいです。

行きたくもないお酒の席が苦手だという人には恵まれている環境だと言えます。お小遣いの節約にも良いですよね。

トラックドライバーに関連するQ&A

トラックドライバーのトイレ事情について教えてください。

私の場合は、客先にトラックドライバーも使用させてもらえるトイレがあることが多かったのでそれほどトイレで苦労したことはありませんでした。

コンビニ、ガソリンスタンド、道の駅…高速道路であれば、サービスエリア、パーキングエリアを利用させていただくことが多いです。

仕事で運転をしていると、運転する時間が多くなるため、突発的なトラブル・事故に遭遇したり、影響を受けてしまうことがあります。

私は、高速道路を入っていた時、別のトラックが横転したとのことで、一時的に完全に車が止まってしまったことがありました。

記憶では、2時間ほど止まっていたと思います。

その時、トイレに行きたくて本当に困りました。他の人の何人かは、車から出て外でしている人もいました。

私も、そうしようかと悩むほど追い込まれました。ただ、トラックで会社がわかってしまいますので、思わぬクレームになる恐れもあります。

出来れば、それは避けたい…とひたすら耐えました。結果、何とか事なきを得ることが出来ました。

その辛い経験から、100円ショップでも入手できる携帯トイレを購入し、常にトラックに積んでいました。使うことはありませんでしたが、いざと言う時のことを考えると非常に心強い味方でした。

トラックドライバーはどれくらいまでやれるもの?60歳、70歳とかでも出来るの?

免許を保持していて、本人が元気だと自覚していて、会社も問題なしと判断している場合、60歳、70歳でも働くことが可能ではあります。

※2021.10現在の話です。今後、法改正などがなされる可能性はございます。

ただし、年齢による肉体的な衰えがあるのは周知の事実。自分でどこかのタイミングで線引きして、トラックドライバーから身を引くのが、身体を守るには大事だと筆者は考えます。

筆者は、41歳~43歳の間、トラックドライバーに従事しました。

肉体的な衰え対策と、新たな業界・業種で受け入れてもらえる年齢を考慮した結果、44~45歳がトラックドライバーから身を引く一つの目安となる年齢であると捉え、別業界・別職種に転職することを決意しました。

正社員として働けるかどうか?と言うことに関しては、定年が何歳なのかを求人でチェックする必要があります。また、定年後の再雇用があるかないかもその際チェックする必要があります。

定年後の再雇用がある場合、仮に定年後、正社員契約は終わりますが、新たに、業務委託などで同じ会社から仕事をもらい、働くことが出来る可能性があるということです。その際、報酬・待遇面は変化することがほとんどです。

業務内容に関して言えば、トラックドライバーと言っても、肉体労働の比重は、仕事により大きく異なります。

肉体労働の比重が大きな仕事の場合、肉体的な衰えにより、業務継続が困難となる可能性は高いと言えます。

逆に、そうではなく、運転業務の比重が大きく、肉体労働の比重が小さい仕事の場合、物理的・肉体的な衰えにより業務継続が困難となる可能性は上述のケースよりは低いと言えます。

ただし、肉体の衰え方には個人差があります。また、運転そのもののリスクはいずれのケースにおいても同様にありますので、どちらがリスクが低いとかどちらが長く仕事することが出来ると断定することは出来ません。

トラックドライバーは健康管理が厳しいと聞いたのですが…

私が勤務していた会社では、年2回の健康診断がありました。また、睡眠時無呼吸症候群検査もありました。

また、出勤時には、血圧・脈拍チェック、アルコールチェック、体温測定、体調、睡眠時間についての聞き取りもありました。

体調が急変して、事故を起こしてしまうリスクのある業種だけに、健康管理が厳しいのは当然と言えば当然とも言えるでしょう。

引っ掛かると出動できないので、他の職種と比べると、健康管理が大変というのはその通りかもしれません。

実際、私自身、睡眠時間の確保には、それまでの社会人生活ではあり得ないほどにこだわりましたし、出勤の前日にはお酒を飲まないようにしていました。

※お酒に関しては、アルコールチェックで問題がない程度の飲酒を出勤日前日でも行っている人は結構いました。

トラックドライバーは女性でも勤まるものですか?

運転に関しては、パワーステアリングですので、問題ないということが言えます。

ただ、運転以外の仕事内容や、仕事の割り振り方、考え方・方針などにより、採用のスタンスは会社により異なっています。

配送業・運送業は儲かるの?安定してるの?

安定はしているというか安定感を出しやすい業種と言えるのかもしれません。

配送・運送という仕事は、あらゆる業界に必要不可欠なもの。景気・時代の流れに応じて業界横断的に仕事を取りに行けるのが強みです。

ただ、儲かるかどうか?に関しては、構造上、仕事をくれるクライアントの予算の中で動く形ですので、頑張ったからと言って、儲けが増える、予想以上に儲かっちゃった…みたいな要素に乏しいです。

働いたら働いただけ稼げる…というのは、トラックドライバーのみならず、トラックドライバーを雇用する会社にも言えることです。

トラックドライバーの健康管理…職業病のようなものを防ぐために気を付けることなどありますか?

トラックドライバーは、長時間の座りっぱなしが宿命の仕事。何事もそうですが、長時間の座りっぱなし…やりすぎてしまう習慣は、身体に良くありません。

私が気を付けていたのは…

座り方に気を付ける

背もたれから骨盤を離し、だらりとした座り方をしていると、腰・骨格に悪影響を及ぼしてしまいます。ですので、出来る限り背もたれに骨盤を付け、キレイな姿勢で運転することを心がけていました。

とはいえ、先述しましたが、何事もやりすぎは良くありません。寝ている時に寝返りをうつように、適宜、運転中に出来る範囲で身体(腰・骨盤周り)を動かし、位置に変化を付けるなどの工夫を行っていました。

わいるどセミ
わいるどセミ

運転に悪影響を及ぼさないように注意してください。

出発前のストレッチ・体操

出発前、事務所で、ストレッチ・体操を行っていました。特に、骨盤・腰・背骨をしっかりと上下に伸ばしてゆとりをもたせるようなイメージでの体操を重視して行っていました。

自宅にて。

自宅では、懸垂マシン(2万円くらいで購入したもの)で、懸垂をしていました。

懸垂を行う前後、ぶら下がっている時に、運転業務で偏ってしまった、背骨・腰・骨盤の歪み・詰まりをリセットするイメージで軽く体を揺らしながら長めにぶら下がるようにしていました。

わいるどセミ
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私、整体師でもありまして…身体のことにはうるさいんですよね…。トラックドライバーにありがちな仕事による身体の偏りをリセットすることが、トラックドライバーの健康管理には大事だと考えます。

執筆・編集・監修
わいるどセミ

被リンク星矢から転生。

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●わいるどセミ執筆・編集・監修の記事
●ある事柄について識者に記事執筆してもらったものをわいるどセミが編集・監修した記事

を掲載させていただいております。

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