仕事でミスが多いと落ち込む人は多くいらっしゃいます。本記事はそんな方に向けた
「ミス連発・失敗続きへの予防対策」、「失敗・ミスした際の周囲への対応策」、「気持ちの切り替え方」
などについての解説コンテンツです。
仕事をしていれば誰でもミスをすることがあります。どこんな優秀な人でもベテラン視野員でもミスはあるのです。
でも、ミスが続いてしまうと…落ち込みますし、なんだか居心地が悪いように感じることもありますよね。
ミスで落ち込んでしまったときや、ミスをしたときの対応などをご紹介してきます。
1,ミス連発・失敗続きへの予防対策
ミスを連発してしまった時、失敗続きの時、とてもつらいものです。精神的に追い込まれることがさらにミスを生むこともあります。そんな時にはミスをこれ以上続けないこと大切ですよね。
では、どうすればミスが続かないように予防できるのでしょうか。
原因究明
まず、なぜミスをしたのかを客観的に考え見ましょう。「言い訳」ではなく「原因」を考えるのです。ミスや失敗には必ず理由があるはず…。理由もなくミスをしているようでも、必ず理由があるのです。
もしかすると疲れているのかもしれませんし、寝不足だったかもしれません…恋人と喧嘩をしてイライラしていたことが原因ということもあるでしょう。
この原因は、人に説明できないようなものでも、自分が納得できればOK。そして、同じミスを繰り返さないように、原因を突き止めたら対策をすればいいのです。
ただ、ミスを連発して落ち込んでいるだけだとまた、ミスをしてしまうかもしれません。原因を考えるのはとても有効ですよ。
ミスを素直に反省する
原因がわかったら、反省するというプロセスはとても大切です。ミスや失敗は誰にでもあるものですし、ミスや失敗から得るものもたくさんあります。完璧な人間などいないのですから、必要以上に落ち込むことはありません。
反省すべきところはしっかり反省して次に生かす!という前向きなポテンシャルを維持できると社会人としてレベルが上がったといえるでしょう。
同じことを繰り返さないように
原因を究明してしっかりと反省したら、あとは、同じミスを繰り返さないように工夫したり努力すればいいのです。
寝不足や疲れが原因だと感じたのなら、休息をとればいいのです。家族や恋人との喧嘩でイライラしていてミスをしたと思ったのなら、プライベートを仕事に持ち込まないように気持ちの切り替えができるようにできる工夫があるでしょう。
同じことを繰り返している時には、なぜまたミスをしてしまったのかを考えて対策をとればいいのです。
ミスを連発しているときは焦りがあるかも?
ミスを連発してしまうという時は、最初のミスで気が動転してそれがミスにつながっているのかもしれません。ミスがミスを呼び、どんどん平常心でいられなくなる…そしていつもならしないようなミスまでしてしまうのです。
こうなっては負のスパイラル状態です。慌ててミスを取り返そうとしてさらに失敗…ということにもなりかねません。ミスが続いたときはとりあえず一旦、トイレ休憩など挟んで気持ちを落ち着けましょう。深呼吸をしてみるのもよいかもしれません。
焦らないようにと思っても焦ってしまうかもしれませんが、できるだけ平常心を取り戻せるようにセルフコントロールを心がけたいですね。
2,失敗・ミスした際の周囲への対応策
ミス連発…失敗続きで辛い…そんなときがありますよね。誰も好きでミスをする人はいません。わざとじゃないのです。
周りの社員だってそれはよくわかっているハズ。でも、今後の職場の人間関係や信頼関係に傷が入ってしまうのはなんとしても避けたいところです。
ミスや失敗をしたときの対応についてもご紹介してきますね。
まずは報告
ミスや失敗をしたときにもっともしてはいけないこと…それは隠そうとすることです。ミスや失敗や今後の業務に多大なる影響を与えることがあります。
コピーをミスした!と言う程度のごく小さなミスであれば、さっとやりなおしてなかったことにするのもアリですが、そうではない場合は出来るだけ早く上司や同僚に報告しましょう。怒られるかもしれない…と思っても報告は必ず必要です。
大きなミスは、いずれ必ずバレてしまうのです。ミスを隠してあとからバレてしまった…ということになれば、ミスをしたことに加えて報告しなかったことでも怒られるハメになります。
「やってしまった!」と思ったら、できるだけ早く報告をしましょう。そうすることで、ミスを軽減できる場合もありますし、上司や同僚がミスをカバーしてくれるとこともあります。
怒られるから…言いにくいから…といってギリギリまで隠すのは絶対にやめましょう。
失敗したことは認めましょう
報告が大切だと先ほど申し上げましたが、報告をするときに淡々と報告をするだけではいけません。自分がどんなミスをしたのかを説明してミスを認めることが大切です。
しっかりと報告した後でミスを認めれば、それだけで好感度が上がるのです。
「え?ミスをしたのに好感度があがるの?」と思いますよね。でも、ピンチはチャンスでもあるのです。ミスは誰にでもあるもの…それはあなたの上司やまわりの社員もよくわかっているのです。
ですから、ミスをしただけで好感度が下がるということはほとんどないと考えていいでしょう。大切なのは、そのあとの対応です。
ミスをしたうえに対応もできないようであれば、これは最悪…。好感度どころか信頼を失ってしまう可能性もあるのです。
ミスをしたときには、言い訳をしたり人のせいにしたりせずに潔く認めましょう。
しっかりと説明をする
ミスをしたときには、ミスに至った経緯とその背景をしっかりと説明するようにしましょう。
いつどういう状況でミスをしたのか、なぜそうなったのか…ということは、今後の対応にも状況を把握するためにもとても大切な情報になります。
あなたがミスをしたということは、他の人も同じミスをするかもしれないということでもあります。職場全体の意識向上のためにも、再発防止のためにも洗いざらいすべて報告をするくらいの気持ちで説明をしていきましょう。
謝罪はストレートに
ミスをしたら、必ず必要なのが謝罪です。報告や説明をして、ミスを認めた後は必ず謝罪しましょう。
どういう状況であれ、ミスをしたのですから周りに謝罪するのが礼儀というものです。言い訳などはせずに、ストレートに「申し訳ございません」と謝りましょう。余計なことを言わないほうが、相手にストレートに伝わるものがあります。
3,気持ちの切り替え方
ミスの対応をしっかり出来たら…あとは、そのミスを引きずらないように気持ちを切り替えなくてはなりません。いつまでもグズグズしていても、やってしまったことは取り戻せないのです。
休憩をはさむ
もし、可能であればコーヒーブレイクやタバコ休憩をはさんでリフレッシュするのは最もシンプルで効果的な気持ちの切り替え方法です。
報告や謝罪を済ませたら、気持ちを切り替えたいからと言って10分程度の休憩をもらうのはアリです。
「ミスをしたうえに休憩なんて…」と思って縮こまっていては次のミスの原因になります。もし、あなたならどうですか?誰かがミスをしたときに「気持ちを切り替える10分の休憩が欲しい」と言ったら…。とんでもないやつだと思いますか?
しっかりと気持ちを切り替えで次の仕事に望もうとするのは、社会人として正しいことです。
もちろん状況に左右されますが、それができる環境であれば休憩をはさみましょう。
飲み物で切り替える
休憩が取れないときは、コーヒーや紅茶、甘いジュースなどをさっと飲んで気持ちを切り替えることもできます。
デスクワークをしている方なら、デスクに飲み物が置いてあるでしょうから、いつもとは違うものを飲んで気持ちを切り替えるもよし、いつもの飲み物を飲んで気持ちを切り替えるもよしです。
フリスクなどですっきり
フリスクやミンティアなど、清涼感があるものを口に入れて香りでリフレッシュするという方法もあります。ミントやかんきつ類の香りにはリフレッシュ効果があるので、気持ちを切り替えるスイッチとして最適です。
ちょっと口に入れるだけですから、まわりに気づかれにくいのも高ポイントですよね。
トイレで一人になる
トイレ休憩などを挟んで、短時間でもいいので一人になってリラックスするという方法もあります。コーヒーブレイクを取れないときでもトイレ休憩ならとれるのではないでしょうか。
トイレは個室ですから、ほんと数十秒でもベルトやネクタイを緩めて深呼吸してみるとリフレッシュになりますよ。
完璧な人間などいません
仕事のミスで気持ちを切り替えることが難しいあなた…もしかすると自分だけがミスをしていると思っていませんか?確かに、人によってどんなミスをするかは変わります。それは、人によって得意分野や適性が異なるからです。
ですが、どんなに優秀な人でもベテランでもミスはするものなのです。ミスをしない人など、この世にはいないのです。
ですから、あなたがミスをしたのは改善すべき点ではありますが、悪いことではありません。必要以上に自分を責めても得るものはなにひとつないのです。
ミスをして気持ちを切り替えることができないときは「ミスは誰でもある」と言い聞かせて自分を落ち着かせましょう。
4,仕事のミスで死にたいほどつらいときは
仕事のミスが続いて辛い…会社で責められている…という時はどうすればいいのでしょうか。対応を見ていきましょう。
休息が足りていない証拠かも?
ミスからなかなか立場治れないというあなたは、もしかすると休息が足りていないのかもしれません。
リフレッシュしていますか?ちゃんと楽しみがありますか?どうしてもミスから立ち治れずにつらいという時は、思い切って休息を取って見るのもアリですよ。
学生時代の友人に話を聞いてもらう
辛いときは、学生自体の友人に話を聞いてもらうという方法も有効です。もしかするとあなたと同じように悩んでいるかもしれませんし、同世代の友人で学生自体からあなたを知っている人なら、共感してくれる部分もあるでしょうし、あなたに適切なアドバイスをしてくれるかもしれません。
持つべきものは友とも言います。同僚や家族には言いにくいことでも、学校時代からの友人になら話しやすいのではないでしょうか。
カウンセリング
仕事のミスが原因で、死ぬほどつらい…という方もいらっしゃいます。精神的なストレスが溜まって心も体も限界に達しているということかもしれませんね。
そのような時には、プロのカウンセラーに相談するという方法もあります。臨床心理士や産業カウンセラーといったプロに相談することで、あなたの状況を客観的に判断してアドバイスをしてくれるはずです。
ミスの保証などつらいときは
あなたのミスが原因!と言われて会社から多額の賠償を請求されたり不遇な扱いを受けたりしていませんか?給料からお金を引かれていませんか?
もし、そういう状況なら、労働基準監督署や弁護士に相談することをオススメします。
ミスをしたからと言って、不遇な扱いをしていいということではありません。労働基準監督署や弁護士は、あなたの味方になって問題を解決する手助けをしてくれます。
場合によっては転職という方法も
ミスを連発してしまう…失敗が絶えないという場合は、あなたの才能を活かせる場所がもった他にもあるということかもしれません。人にはそれぞれ適正というものがありますから、向いていない仕事をしているとしたら…それがミスを呼ぶということもあるのです。
もし「向いていないかもしれない」と思うのであれば、転職という方法もあります。あなたに合った仕事を探して転職することで、ミスがグンと減るかもしれませんよ。
仕事でミスが多いことについてまとめ
仕事でのミスや失敗は誰にでもあることです。大切なのは、報告、説明、謝罪などの事後対応と、同じミスや失敗を繰り返さないようにするということです。
仕事中でも気持ちを切り替える方法はたくさんあります。
そして、どうしてもミスが続いてつらいという時には、友人やカウンセラーに話を聞いてもらうという方法もありますし、ミスを理由に不遇な扱いをうけているのなら労働基準監督署や弁護士の力を借りることもできます。
ミスや失敗は誰にでもあるものです。必要以上に落ち込まずに気持ちを切り替えて子今後の学びにしていきましょう。
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